
最近ネットでいかがわしいソフトをダウンロードして起動したところ、PCがぶっこわれそうになるくらい変なソフトが勝手にインストールされまくり、ウィルス対策ソフトを一切いれない主義の俺はヤバイヤバイと焦りながらひとつずつ削除していったのだが、どうしても消せないファイルがあった。
その名はwup.exe。WindowsUpdateかと思ったら違った。
wup.exeの生態
wup.exeはCPU使用率を上げる
wup.exeは勝手に起動してCPU使用率を80%ぐらいに引き上げる。おかげでPCが重くて作業が全然進まないのよね。
ほかに裏で何をしてるのかわからないが、目に見える悪影響はこれだけだ。
wup.exeは強制終了してもまた起動する
wup.exeはタスクマネージャからプロセスの終了しても数分たつとまた勝手に起動する。なにこいつ怖い。
wup.exeは削除しても復活する
実行ファイルそのものを削除してしまえばいいじゃないか、と削除するも、数分後にはファイルが復活している。お前は究極生命体カーズか?
wup.exeはいつも"Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp\wup\"に生成される。
wup.exeを起動させないようにする
こいつ消しても復活するし不死身やんけ。
不死身キャラの倒し方は主に2つ。「宇宙に吹っ飛ばす」か「封印する」だ。
今回行うのは「封印」。
要はwup.exeを起動させなければいいわけだ。
無料ソフト「Process Blocker」を利用
特定のアプリケーションを起動させないようにする無料ソフト「Process Blocker」。
こいつを使ってwup.exeの勝手な起動をブロックしよう。
設定画面を開いて「Add」から起動させたくないwup.exeのフルパスを入れてやればもう起動しなくなった。楽勝だった。
wup.exeは永遠に俺のPCで生き続ける
wup.exe自体は消えずに残っているので起動しようとするのだが、Process Blockerによって起動を阻止される。このやりとりが数分おきに繰り返されるのだ。
だからタスクトレイに「起動をブロックしたなう」って通知が数分おきに来るのだけど、これがなんだか愉快で通知オフにするのが惜しい。
たとえるなら、必死に崖を登ってきてやっと頂上を掴みかけた手を軽いキックで払い落としてやったような・・・そんなゲスい快感がある。
wup.exe!キサマは俺のPCで永遠に起動しようとあがきつづけるのだァーーー!!ハッハァーーーー!!!
まとめ
「マルウェアが削除できないなら、起動させなきゃいいじゃない。」
いかがわしいソフトを起動してしまったばっかりにwup.exeというペットを飼うことになってしまいました。みなさんは変なソフトを安易にインストールしてはいけませんよ。
あとPCが遅いと感じたら、タスクマネージャを開いて変なプロセスが動いてないか確認してみましょう。Adobeとかが裏でCPU無駄に使ってたりしますからね。
Bye!(ToT)/~~~